TOP議事録作成のポイント【カスタム要約】仕組みと注意点
最終更新日 : 2026/07/16

【カスタム要約】仕組みと注意点

「カスタム要約」機能では、作成したテンプレートに沿って、書き起こしされたログを自動で要約します。

本記事では、要約処理に「使われるデータ」と「使われないデータ」、設定の上限値、よくあるご質問など、カスタム要約をより便利にお使いいただくための仕様について案内します。

カスタム要約の基本的な操作方法については、カスタム要約の記事をご確認ください。


要約処理の仕組み

カスタム要約は、ログ詳細画面から要約を実行ボタンをクリックしたタイミングで、書き起こしを基に要約を生成します。

要約処理の流れは以下のとおりです。

  1. 選択されたテンプレートと、対象ログの書き起こし
    AI処理基盤に送信されます

  2. テンプレートのフォーマット設定要約項目に沿って、
    要約結果が生成されます

  3. 生成された要約結果に、参照元の発話に対応する
    タイムスタンプが自動で挿入されます

  4. ログ詳細画面のAI要約欄に、結果が表示されます

※ カスタム要約は手動実行となり、自動実行に対応しておりません。
  アプリで自動要約をオンにして記録した場合は、
  カスタム要約ではなくAI要約が実行されます。
  詳細は、AI要約設定を行う(記録内容をAIで要約する)をご確認ください。


要約に使われるデータ

要約処理時に参照されるデータは、以下の4種類のみです。

データ 内容 取得元
書き起こし本文 発話者ラベル付きで、行ごとに区切られたテキスト形式で渡されます 対象ログの書き起こし
発話者名 書き起こしで識別された話者ラベル(「自分側」「相手側」または設定された氏名) 話者分離・話者設定の結果
録音日時 録音開始時の年月日・時刻 記録開始時の情報
テンプレートの内容 「フォーマット設定」と「要約項目」(見出しと説明) 選択中のテンプレート

※ フィラー(「えーと」「あの」など)は、要約処理の実施前に取り除かれ、
  フィラーが要約結果に反映されることはありません。


要約に使われないデータ

AIが参照できるのはそのログの発話と発話日時のみです。

以下のデータは、要約処理には一切渡されない仕様となっております。

  • CRMツール連携情報(商談内容・顧客レコードや企業属性など)
  • 会社名・部署名・役職などの組織情報
  • 過去のログの書き起こしや、過去に作成された要約結果
  • 同じログで実行された別のカスタム要約結果
  • 記録時間・記録種別・音声品質スコアなどのメタ情報
  • 添付ファイル・チャット・メールなど、発話以外のデータ

テンプレートに設定できる項目

カスタム要約のテンプレート編集画面で設定できる項目は、次の3種類です。

項目 内容 要約結果への影響
テンプレート名 一覧画面で識別するための名称 反映されません(識別用ラベル)
フォーマット設定 出力の文体やスタイルを指定する項目 要約全体のトーンに反映
要約項目 「見出し」と「説明(プロンプト)」を階層構造で設定 章立て・各章の内容に反映

フォーマット設定のプリセット一覧

フォーマット設定では、用途に応じて以下のプリセットを選択できます。
該当するスタイルがない場合は、カスタム設定を選択して
自由にスタイルを記述することもできます。

プリセット 想定シーン
設定しない スタイルを指定せずに要約したい場合
フォーマル 取引先共有・社外報告
ビジネス 社内報告・議事録共有
カジュアル 社内ミーティング・チーム共有
要約レポート 上長・経営層への報告
ブレスト調 アイデア出し・企画会議
面接・ヒアリング Q&A形式の詳細記録
課題解決 エンジニア向け・技術要約
タスク管理 ToDo抽出・期限確認
講義・セミナー 学習要点の体系化
1on1 人事・メンタリング
商談議事録 社外共有用の商談記録
カスタム設定 自由入力でスタイルを指定したい場合

タイムスタンプの自動付与について

カスタム要約の結果には、参照元の発話に対応するタイムスタンプ
自動で挿入されます。
タイムスタンプは自動的に有効となります。

タイムスタンプは記録開始からの経過時間を基に、
要約画面ではH:mm:ss形式で表示されます。

気になる箇所のタイムスタンプをクリックすると、
該当の書き起こしまで素早く移動できます。


実行方法と回数制限

実行方法

ログ詳細画面のAI要約設定でカスタム要約のトグルをオンにし、
テンプレートを選択したのち要約を実行ボタンをクリックすることで、
要約処理が開始されます。

詳細な手順はAI要約設定もあわせてご確認ください。

プレビュー回数の上限

1つのログにつき、要約のプレビュー実行は最大10回までとなります。

プレビュー回数は、ひとつのログのカスタム要約全体での通算となります。
別のテンプレートに切り替えて実行した場合も、同じカウントに含まれます。


入力上限の早見表

テンプレートの作成・編集に関する各種上限は以下のとおりです。

項目 上限
テンプレート名 100文字
1要約項目の見出し 40文字
要約項目の数 20項目
フォーマット設定 + 全要約項目の合計文字数 10,000文字
1ユーザーが作成可能なテンプレート総数 1,000件
1ログあたりのプレビュー実行回数 10回

お気に入り登録

公式テンプレート・カスタムテンプレート問わず、
よく使うテンプレートはお気に入りに登録できます。

お気に入りはユーザーごとに保持され、共有メンバーのお気に入りに
自動的に反映されることはありません。

カスタムテンプレートの削除権限について

カスタムテンプレートを削除する場合、アカウントの権限によって操作可能な範囲が異なります。

管理者

  • 自分のアカウントで作成したカスタムテンプレート
  • スペース全体自身が参加中のグループで共有されたカスタムテンプレートすべて

グループマネージャー

  • 自分のアカウントで作成したカスタムテンプレート
  • 自身がマネージャーのグループで共有されたカスタムテンプレートすべて

メンバー

  • 自分のアカウントで作成したカスタムテンプレートのみ

権限についての詳細は、ロールと権限についてをご参照ください。